靴の豆知識
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靴の歴史
最古の靴は紀元前7000年ほど前、米国オレゴン州のフォートロック洞窟から発見されたヨモギの樹皮で作られたサンダルと言われています。海外の靴文化の発展は著しく、日本最古の革靴は紀元前5500年前に発見されています。
日本は海外と違い、室内で靴を履くことがありません。そのためか、今まで下駄、草履が主流でした。日本に洋式の靴が入ってきたのは江戸時代末期から明治時代の初期頃で、最初に洋式の靴を履いたのは「坂本龍馬」だと言われています。
第二次世界大戦を敗戦で迎えた日本は進駐軍指導の社会制度改革をきっかけとして急速に『アメリカ化』が進み、1950年代中ごろから男性を中心に革靴を履くことが一般化していきます。
最初はひも付きの革靴が主流を占めていました。当時は自家用車の保有率が非常に低く、専ら公共交通機関と徒歩が最大の移動手段でしたので、十分に足をサポートすることのできる靴は必需品でした。女性はまだ外出着に和服が一般的でしたので、下駄や草履を履いており、子ども達は『前ゴム』と呼ばれるズック靴が広く普及していました。
60年代にはようやく戦前の生活水準にまで立ち直り、衣料ではジーンズが一般に普及し始めます。70年代にはモータリゼーションの到来とともに個人の自動車保有率も急速に上昇を始めます。日本人のライフスタイルは急速にアメリカナイズされ、若者の履物もほぼ欧米人と同じ水準のものに変わっていきます。
日本はスポーツシューズ市場成長を遂げますが、残念ながらシューズの使い方(履き方)に関しては先進国ではまだまだ低い水準にあると思います。高品質で高性能な靴が大量に輸入されていながら、それを正しく使う技術が輸入されていないのが現実です。
「靴の正しい履き方」を学校で教えてくれるわけもなく、皆さんが成長されて「目や頭のみで靴を選ぶ」ようになってしまったと感じています。
しかし、「いい靴」に対しての大半の日本人の価格イメージは「割高」というもの、でも本当にいいものを履くようになったとき、きっとあなたの概念が変わり、歩くことはもちろん、その靴を履くことが楽しくなるのではないでしょうか?
インソールの誕生
人の足の汗の量
人の足は1日どれぐらいの汗をかくかご存知ですか??なんとたった1日でコップ1杯分の汗をかくんです。そのコップ1杯の汗を中敷き(インソール)や、通気性でカバーしなくてはなりません。
当店では、「ビルケンシュトック」という商品を取り扱っております。ビルケンシュトックの主な素材はコルクとラッテクスを使用しています。理由は、やわらかすぎる中敷では足のアーチをしっかりサポートされず、時間が立つにつれて変形しています。また、硬すぎても体の全体重を支えている足ですから、ダメージを受けやすくなってしまいます。
コルクには、通常1センチ四方あたり四千万個の蜂の巣状の空洞があり、圧縮されても元の状態に戻る力が非常に優れているのです。
またラッテクスと言うゴムの木の樹液から作られる成分を使用することで、弾力性を保つ役割を手助けしています。
他では真似のできないプロセスを経て、通気性のよい、そして整形外科の観点から見た足の形を保つ中敷き(インソール)が誕生しました!
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足の健康を守る靴店 ヴォールザイン
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